ユースオリンピック競技大会とは ユースオリンピック競技大会は、IOC(国際オリンピック委員会)のジャック・ロゲ会長が2007年に提案した、15歳~18歳までのアスリートが参加する国際総合競技大会である(但し、第1回夏季大…
「北 徹朗」の記事
<現職>武蔵野美術大学 身体運動文化准教授・同大学院博士後期課程兼担准教授、サイバー大学 IT総合学部 客員准教授、中央大学保健体育研究所 客員研究員、東京大学教養学部 非常勤講師 <学歴>博士(医学)、経営管理修士(専門職)、最終学歴:国立大学法人東京農工大学大学院工学府博士後期課程 <主な社会活動>ゴルフ市場活性化委員会委員(有識者)、公益社団法人全国大学体育連合常務理事、一般社団法人日本運動・スポーツ科学学会常任理事、日本ゴルフ学会理事・代議員、日本ゴルフ学会関東支部事務局長、一般社団法人大学ゴルフ授業研究会代表理事
『スマートゴルフ場』実現への期待と提案
2019年1月、楽天は「スマートスタジアム構想」を発表し、今シーズンより「東北楽天ゴールデンイーグルス」(プロ野球)と「ヴィッセル神戸」(Jリーグ)のホームスタジアムにおいて完全キャッシュレス化をスタートさせた。 また、…
自閉症スペクトラムにおけるゴルフの有用性(米国の研究)
2019年8月14日にオンラインで先行公開された学術誌 Journal of Autism and Developmental Disordersに、<The Utility of a Golf Training Pro…
ゴルフカート事故による外傷性脳損傷(米国の調査報告)
2019年7月23日に 先行公開され た、Journal of Brain Injuryにおいて【Golf cart associated traumatic brain injury】(ゴルフカート事故による外傷性脳損…
ゴルファーはノンゴルファーに比べて肥満または過体重ではあるが、健康関連QOL(HRQOL)が高い:オーストラリア大規模健康調査(AHS)の2次分析
2011年から2012年にかけて、オーストラリアでは国内最大規模の健康調査(Australian Health Survey: AHS)が行われた。 この調査は、健康状態、リスク要因、および行動・社会経済環境を含めた健康…
ゴルフ未経験の女子大学生における「強く印象に残ったゴルフマナー」
昨年、大学進学を希望する高校3年生1000名を対象に「大学生になったら経験したいスポーツ」に関する調査を行い、その結果[ゴルフは僅か3.7%]であったことを報告した(2018)。 今回、体育が必修科目とされている、東京都…
株式会社二木ゴルフ提供 「パターカバーデザインコンペ」始まる 【武蔵野美術大学】
武蔵野美術大学と株式会社二木ゴルフの産学連携企画として、「パターカバーデザインコンペ」のキックオフミーティングが7月8日に開催された。 優秀作品は2020年3月のジャパンゴルフフェアでお披露目されるとともに、全国の二木ゴ…
第32回日本ゴルフ学会大会(2019年9月2日~5日)のご案内
第32回日本ゴルフ学会大会(2019年9月2日~5日)のご案内(第1報) 日本ゴルフ学会(会長:福永哲夫 東京大学名誉教授、理事長:角田直也 国士舘大学副学長)は、2019年9月2日(月)~5日(木)の4日間、サンコー7…
トーナメント観戦に付随する「歩行」は、観戦当日だけでなく、その後の健康行動にも寄与する(イギリスの研究)
2019年1月23日に公開されたイギリスの研究誌【BMJ Open Sport & Exercise Medicine】に、Murray AD らによる『Do golf fans walk the talk? F…
日本ゴルフ学会設立30年と「ゴルフの科学」掲載論文の特徴
日本ゴルフ学会とは 1987年11月28日、「日本ゴルフ学会」の設立総会が開催され学会がスタートした。この総会では、河村龍馬氏(東京大学名誉教授)による記念講演や今後学会が進めて行くべき研究分野などの確認がされている。翌…
クラブデザイナー・松吉宗之氏(ジューシー株式会社代表取締役)を講師に迎えて【武蔵野美術大学 ゴルフ演習】
2018年11月7日(水)、武蔵野美術大学(以下、本学)の「ゴルフ演習」の授業に、ゲスト講師として松吉宗之氏を迎えた。松吉氏は21年間フォーティーンでクラブ開発に携わり今年2月にジューシー株式会社を設立した。 本学では1…
大学生になったら経験したいスポーツ 「ゴルフ」はわずか3.7%(高3調査ダイジェスト)
2018年9月26日付で配信されたGEWの記事【大学生になったら経験したいスポーツ 「ゴルフ」はわずか3.7%】は、4大都市圏(9都府県)に居住し大学進学を希望している高校3年生(1000名)を対象とした調査だが、このほ…
熱中症予防の提言:グリーン上では少なくとも1回は帽子を被り直そう
GEWに寄稿した記事(2018年10月17日配信)(著者:北 徹朗)において、暑熱環境下でのゴルフコースラウンドにおいて、キャップの形状の違いが帽子内温度に顕著な相違を及ぼしたことを報告した。 グリーン上では帽子内温度が…
ムサビの人気授業「スポーツマンガ研究」 美大生が選ぶ研究対象にゴルフマンガはあるか?
近年、マンガに関する調査研究は盛んに行われている 月刊ゴルフ用品界の「北徹朗の若人にゴルフを!産学共同奮戦日記 Vol.7」(2016年10月号)において、【最も子どもに人気の高いスポーツはサッカーであること】、【明治安…
レベルの高いプロほど試合中に怪我をしない ー韓国女子プロ(KLPGA)に対する調査研究ー
2018年8月14日にオンラインで先行公開されたJournal of Sports Science and Medicineに、延世大学校(韓国)の研究グループによる、<Injuries among Korean Fem…
クラブヘッドスピードに関する研究の話題(2018年8月に発表された2件)
2018年8月1日に公開された Journal of Sports Sciencesに、オーストラリアの研究者らによる、<Examination of the neuromechanical factors contri…
インドア体験者のコースデビュー率は100パーセント:「Bちゃれ」レポート
大学生のインドア体験「Bちゃれ」試行中 2017年12月20日、大学ゴルフ授業受講者向けのインドア体験「Bちゃれ」(於:丸の内ブリヂストンゴルフガーデン)を初めて実施して以降、現在までに4回の試行をした。この間、「プログ…
ゴルフが高齢者の認知に及ぼす効果
6月23日に公開された学術誌<Journal of Epidemiology and Community Health>に、Effects of golf training on cognition in older a…
チタンヘッドドライバーの打球音は耳に悪い?【韓国の基礎研究】
2018年5月3日にウェブで先行公開された、韓国の学術誌【Clinical and Experimental Otorhinolaryngology】に、<Cochlear Damage Caused by the St…
科研費採択課題に見る「ゴルフ研究」の潮流
研究者が獲得を争う「科研費」 2018年3月に国立長寿医療研究センターなどが発表した「認知症の予防にゴルフは役立つ」という研究成果が話題となっている。ゴルフに関する疫学・社会科学的な研究はまだまだ発展途上であり、今後も多…