昨年12月24日に2020男子ツアー日程が発表されました。
ツアー25競技、アベマツアー12競技で、ツアー競技は昨年と比較して、平和(賞金総額2億円)とZOZO(賞金総額10.5億円)がなくなり、ゴルフパートナープロアマと、11月に「The Top」が新設されたので、同じ25競技ですが、アベマツアーは12競技で3競技減少しましたから、シード選手以外の20歳代の若いプロには不満でしょう。
男子プロが低迷することでどんな影響があるでしょうか?
ゴルフフアンの目は世界的な競技に移っていますから、衛星中継を通して米国ツアーを毎週のように楽しめます。
日本ゴルフ界にとっては一番重要なテーマは「ゴルフのイメージアップ」を促進することです。
期待された「ゴルフ場利用税の撤廃」「国家公務員倫理規定からゴルフ禁止令の条項削除」も実現できませんでした。
つまり日本ではオリンピック参加競技になっても、ゴルフはスポーツとみなされていないかのようです。
ゴルフは審判のいらない唯一のクリーンスポーツです。 そのため「ルールを自ら守る」などの「ゴルフ精神」が重要であり、 モラルの低くなっている日本社会にとっても素晴らしいスポーツです。 日本ゴルフツアー機構にとって、一番重要なことはモラルの高さを アピールできる活動を進めていくことでしょう。
青木功氏は選手から推薦されて、2016年3月に会長に就任しました。 その時に「2期4年」と宣言しましたので、今年3月までの任期です。
仮に青木氏が会長職を継続しても、今の体制では改革できません。 私の50年間でのトーナメントプロモート経験から断言できることです。
それらの理由を具体的に上げることもできますが、ここでは触れません。 人心を一新するためにも新しい会長を迎えねばなりません。
昔は強ければ、多少マナーが悪くても目をつむるという気風がありました。 しかし、これからは「真のゴルフ」を広げていくために、 自らクリーンな方向性を示し、先頭を切るモラルの高いリーダーが必要です。
私が勝手に推薦するとすれば、クリーンイメージの湯原信光氏、牧野裕氏 などが思い浮かびます。 特に湯原氏は1982年―2002年の20年間シード選手として活躍し、 2000年には選手会長を務めたこともあります。 彼は1957年生まれで62歳と青木会長より15歳若返ります。
米国ツアー/前コミッショナー・フィンチャム氏に質問したことがあります。
「米国にはフットボール、メジャーベースボール、バスケットなど人気プロスポーツとの競合があるのに、なぜプロゴルフが成長しているのですか?」 その答えは「スポーツ選手の中ではゴルフの選手が一番社会から敬意を持たれているから」と。
「それにはかなりの教育が必要ですね?」 「いやいやゴルファーはジュニア時代から教育を受けているから大丈夫」と答えてくれました。
会長がリーダーになって、世界に出てもなるほどというような選手を育てることこそ重要な任務ではと考えています。ゴルフを愛する皆様はゴルフの素晴らしさを社会に認めてもらえるようにするために「クリーンイメージの会長」を推薦することをどう思われますか?
(大西久光 Official Blog 「ゴルフ讃歌」第129回より転載)
ゴルフ大好きの72歳の男です。
AONそして、倉本また、湯原、牧野高橋や直道と言ったそうそうたる選手で年間毎週トーナメントを楽しんできたファンです。
それが、年間25試合しかない。
スターが出ない。スポンサーは減る一方です。
青木会長は、テレビで解説している暇があったら、スポンサー探しに奔走すべきです。
石川、石川と石川ばかりに頼るJGTOやテレビ局の放送体質も問題です。
朴訥として、寡黙な松山と違い、結果が出なくても口ばかりの石川はもう見たくないけど、それは私見で関係ないけど、強くスター性のある選手の発掘と、スポンサー探しを徹底するように提言して下さい。