【この記事は2020-8-18に大西久光ブログに掲載したものを転載しております】
しばらく、私が長年ゴルフと共に歩んできた道のりを振り返っていこうと思います。
昭和34年東京。
今年の暑さに比べればまだまだではあるが、その年も、例年にない暑さだったのを憶えている。当時、ダンロップの駆け出し社員だった私は、ゴルフボールの販売を担当させられていた。
しかし、やがて到来するであろうゴルフブームの兆しを薄々ながら感じてはいたが、ボールの売れ行きはあまりにも予想に反していた。今だから言えるが、ダンロップ自体がゴルフに対しては、何もかも手探りの時代であった。それだけにひよっこ社員ではあっても、当たって砕けろのパイオニア精神は評価された時代でもある。
ボールを売る手掛かりとして私は上司に「トッププロに我が社のボールを格安で使ってもらったらどうでしょう?」と上申した。上司と同意見だったらしく、即決してくれた。
そして、そのアプローチが私の初仕事となった。
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