小学生がゴルフトーナメントを実体験

男子プロゴルフツアー三井住友VISA太平洋マスターズ2日目のインタビュールームで、実際にこんなやり取りが交わされた。

「何をミスしたんですか?」(記者役の小学生)

「え?人生でですか?」(プロゴルファー役の小学生)

「好きな人はいますか?」(記者役)

「私が好きなのは家族です」(プロ役)

実はこれ、選手たちがプレー中の時間帯に行われた「模擬会見」。

観戦日和のこの日、大会の会場である太平洋クラブ御殿場コースを地元・静岡県御殿場市立原里小学校6年生、4クラスの児童122人が見学のため訪れた。

トーナメントを観戦するだけでなく、メディアセンターやボランティア本部など、大会の裏側にも”潜入”。

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会見場ではプロ役の先生やクラスメートに記者役の児童から鋭い質問が浴びせられ、 大いに盛り上がった。

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これは御殿場市が企画したもので、「ゴルフやスポーツへの興味の喚起や郷土愛の醸成が目的」とのこと。

米ツアーでは小学生たちがボランティアの手伝いをする姿を良く見かけた。

ゴルフ界の将来のためにも、子供たちがゴルフを身近に感じられるこうした素晴らしい機会を、もっともっと広げてほしいものだ。

 

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当協会会長。2022年3月の改選で当選し、任期2年の2期目に入った。甲府一高→日本大学芸術学部演劇学科卒。スポーツ新聞の記者として岡本綾子や青木功が全盛の海外ゴルフツアーを特派員として7年半、300試合以上取材。1983年の全英オープンを皮切りに男女メジャー競技の取材もその1割強に上る。
「岡本綾子ゴルフのすべて」など多くの連載を取材・執筆。
運動部長、文化部長、法務広報室専門委員、広告局長、同顧問を歴任後2015年9月に退社。調査報道物を最も得意とし週刊パーゴルフで「ゴルフ場を造った男たち」、「日刊ゲンダイ」火曜日掲載の「今ゴルフ場で何が起こっているのか」などを連載した。日刊ゲンダイ毎週金曜日の「ホントにゴルフは面白い!」は人気連載となり休載なしのペースで4年目に突入している。月刊ゴルフ用品界」では「ゴルフプラスアルファ」を連載中。スポーツ関連の問題で東京新聞の「こちら特報部」など、マスメディアからコメントを求められることも多い。GOLF Net TV「小川朗のゴルフギョーカイ学」ではゴルフの「キホンのキ」について解説している。。ノンフィクション、インタビューものにも定評があり単行本・新書版の分野でも精力的に活動。「岡本綾子のすぐにチェックしたい!ゴルフの急所」(日本経済新聞出版社)は紙面で1年にわたり連載したものに加筆・再編集したもの。「新書版ながら9刷のスマッシュヒットとなっている。「どんなクセでも自分で直せるゴルフレッスン」(星野英正)。『ゴルフは「自律神経力」で確実に10打縮まる!』(小林弘幸・横田真一)も大好評を博し「アスリートのパフォーマンス向上は腸内環境から」などのテーマで講演活動も精力的に行っている。終活カウンセラー協会の検定や勉強会などで講師を務め、介護業界のナンバーワンウエブサイト「みんなの介護」でも終活カウンセラーの立場から「在宅介護」をテーマに連載中。
㈱清流舎代表取締役社長。
やまなし大使。
主な活動
「ゴルフまるごと生情報」の海外リポート、米LPGA「ファーモア・インベラリーC」(ともにテレビ東京)の解説も務めた。インターネットDAZNのゴルフ中継やラジオのコメンテーターも務めている。
法務広報室専門委員時代に日本自殺予防学会に入会、総会で「自殺とメディア」をテーマに講演。済生会病院のHPではソーシャル・インクルージョンのページで「いのちの電話」理事長や「自殺防止センター」相談員のインタビューを行っている。http://www.saiseikai.or.jp/social-inclusion/ また、スペシャルオリンピックス日本の公式ウエブサイト でも有森裕子理事長や安藤美姫らアスリートによる座談会http://www.son.or.jp/column/interview/index.html のインタビューも担当している。日本大学藝術学部文芸学科、日本ジャーナリスト専門学校などで『スポーツ新聞の作り方』をテーマに講師も務めた。ウエブメディアではALBA.Netの「名勝負ものがたり」が好評。このほかe!golf、GOLF Mなどのネットメディアへの露出も多い。昨年暮れの「ゴルフ2025年問題」は、爆発的なPVを記録しコメントも800を超えヤフトピにも上がり、業界の注目も集めた。Yahoo!Japan公式コメンテーターも務めている。