これからゴルフを始める人のためのWebサイト。 日本ゴルフサミット会議が「気になるゴルフ」を開設。 ~菅野 徳雄~

(1)ゴルフの魅力
(2)基礎知識
(3)初めての練習
(4)初めてのゴルフコース
(5)Q&A

ゴルフ関連の16団体によって構成され、当協会も加盟している「日本ゴルフサミット会議」は、主にこれからゴルフを始める人たちを対象に、ゴルフの楽しさ、面白さをさらに広げるために「ゴルフ入門マニュアル」の作成を進めてきた。ゴルフのすばらしさを多くの人に知ってもらうと同時に、初めての人でもゴルフのやり方が分かるような内容のWebサイト「気になるゴルフ」がこのほど完成、2007年1月12日の日本ゴルフサミット会議主催の「ゴルフ新年会」(東京全日空ホテル)で発表される。

Webサイト「気になるゴルフ」は次の5項目から成っている。

(1)ゴルフの魅力

①自然とのふれあい
太陽をいっぱいに浴びながら大自然を満喫。四季折々に広がる鮮やかな景観や澄みきった空気をおもいっきり楽しめるのもゴルフの醍醐味。

爽快感を味わいながらのプレーで、気分もすっきりリフレッシュできます。

②仲間作り
ゴルフは、新しい仲間をつくり、交友を深めたりするためにもぴったり。気の合う者同士で集まれば、練習もコースも一層楽しくなることはもちろん、技術の上達やスコアアップなどにもいち早くつなげることができます。

③楽しさいろいろ
ゴルフは、さまざまな状況のなかで楽しさを見つけることができます。天気のよいときに青空に向かって白球を打つ爽快さ、仲間とのスイングやクラブについてのウンチク合戦、トーナメント観戦等々。
なにはともあれ、まずゴルフを始めなければそのすばらしさは分かりません。

④生涯スポーツ
ゴルフは年齢、体力、技量などに応じて自分のペースで楽しめるスポーツ。上手、下手にとらわれることなく、そして老若男女、年齢も問わない、みんなが気楽に取り組むことのできる生涯スポーツ。
まだ早いと思っている若い人たちも、もう少し若ければと思っている中高年の方も、ゴルフを知らないままではもったいないですよ。

⑤健康
ゴルフは他のスポーツに比べて体の負担が少ないスポーツ。太陽の下で澄んだ空気を吸いながら、自分のペースで無理なくできる全身運動。何気なくボールを追いかけるだけで一日約10kmは歩きます。また、スコアへの挑戦は精神面での張りを持たせます。まさに、中高年の方にとってカラダ思いのスポーツなのです。

(2)基礎知識

①ゴルフってどんなスポーツ?

・ゴルフは「スコアを競う」スポーツ

ゴルフというスポーツの基本的知識として、ぜひ覚えてほしい用語も含めて説明します。

ゴルフ発祥の地は英国スコットランドといわれており、日本でも専門用語はほとんど英語です。ゴルフは、クラブという道具を使ってボールを決められた場所(ティーインググラウンド)から打ち出し、パッティンググリーン(略して「グリーン」)に掘られた穴(「ホール」)にボールを入れるゲームです。

ボールを穴に入れるのに何回打ったかを競うゲームで、その数(「スコア」)が少ないほど良いのです。ティーインググラウンドからホールに入れるまでを「1ホールのプレー」といい、18の異なるホールをプレーすることを1ラウンドといいます。

各ホールは距離やレイアウトが違いますが、「パー」という基準打数が設けられています。「パー」は通常「3」と「4」と「5」があり、それぞれパッティンググリーン上では2打かかることを想定しています。ですから、パー3のホールでは1打で、パー4では2打で、パー5では3打でグリーンに乗せることができればよいわけです。

・ゴルフのプレー方法について

各ホールの1打目(「通常ティーショット」)は、平らで芝が短く刈り込まれたティーインググラウンドから打ちますが、このときだけはボールを乗せる道具(「ティペグ」)を使ってボールを浮かせた状態で打つことができます。そして、2打目以降止まっているボールを触ったり動かしたりせず、ホールに入れるまで打ち続けるという、とても単純なスポーツです。

しかし、それぞれのホールは地形を生かしてつくられているためティーインググラウンド以外は必ずしも平らな状態に止まるとは限りません。2打目以降は適度に起伏があり、ボールの止まっている状態(ボールの「ライ」)がパッティンググリーンに向かって上り傾斜や下り傾斜、あるいは構えたとき足より高かったり低かったりいろいろです。平らに見えるパッティンググリーンもポテトチップスのようにうねった形状も少なくありません。

アウトドアスポーツですから、風も吹けば雨も降ります。そうしたさまざまな地形や天候といった自然条件のなかでいかに狙った場所にボールを打って、他の人より少ないスコアでプレーできるかを競うところに面白さと難しさがあります。さらに、青空に向かってボールが遠くに飛ぶ醍醐味や爽快感も体験できる魅力も、1千万人を越えるゴルフ愛好者がいる理由となっているといえるでしょう。

・ゴルフは審判員のいないゲーム

ゴルフにはボールを使って行う他のスポーツと大きく違うところがあります。ひとつは、プレー中に審判員がいないということです。ですから、プレーヤー自身が審判員として、ルールとエチケット、マナーは覚えるようにしましょう。

以下項目だけ。
②必要な道具は?
③かかる費用は?
④知っておきたいゴルフ用語
⑤知っておきたいエチケット

(3)初めての練習場

①ゴルフ練習場ってどんなところ?
②練習場での流れ(受付から練習方向まで)
③練習場で気をつけること

(4)初めてのゴルフコース

①ゴルフコースってどんなところ?
②ゴルフコースの流れ(受付けからプレー終了まで)

(5)Q&A

「ゴルフを始めたいんだけど、難しそうなので」とためらっている方でも分かるような内容になっているので、是非期待してください。