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「文武両道」で大学スポーツ界を牽引する、関東学生ゴルフ連盟の取り組み:単位が足りない学生は大会に出場させない!

<大学スポーツ選手に対する学修支援の必要性> タイトルを読んで「当たり前だ」と思われた方もおられるかもしれません。しかし、ゴルフに限らず、大学における運動部活動においては「学業はほどほどに」という雰囲気が常態化し、大学当…

リンクスコースで開催された第97回全米プロゴルフ

第97回全米プロゴルフは、ミシガン湖畔のウィスリングストレイツGCで開催されました。 4月のマスターズ、6月の全米オープン、7月の全英オープン、そして4大メジャー最終戦になる全米プロは、毎年8月に開催されています。 今年…

弱者ゴルファーを疎外する高反発ルールへの大反論

「クラブの高反発規制はナンセンス。一般アマチュアが少しでも飛ばしたいという願望にブレーキをかけて何の得策があるというのですか。ゴルフの活性化ということを考えたらあんな馬鹿げた規制は即刻廃止すべきです」 7月28日都内で行…

ゲームの山とスイングの山

ゴルフを極めていくには、ふたつの山があると僕は、思っている。ひとつが「スイングの山」である。スイングの完成度を高め、ショットの精度を上げていくという山である。 そしてもうひとつが「ゲームの山」なのである。つまりはゲームマ…

ゴルフは真の「生涯スポーツ」になれるか?

※この原稿は、『月刊ゴルフ用品界2015年5月号』に掲載された記事(北徹朗の学窓から見るゴルフ産業改革案)の内容を再編集したものです※ <注目すべきPGAゴルフアカデミーの取り組み> 2015年3月9日、日本プロゴルフ協…

国内ゴルフ界改革は進むのか?

今年も中盤を過ぎ、ゴルフのメジャーイベントも3つが終わった今、確かな足取りで世界のゴルフ界が変化しつつあるのを感じる。 ゴルフ先進国の米英ゴルフ団体USGA、R&Aがリーダーシップをとり世界のゴルフ界がゴルフの基本概念を…

日本でトーナメントコースは、いくつある?

誰もが、びっくり仰天した今年の全米オープン。一歩足を踏み入れたら「ここは全英オープン会場?」と疑いたくなる光景が広がっていた。テレビ解説のために、毎回メジャーコースの現地へ、弾丸ツアーを決行し、直行直帰でスタジオ入りする…

敢えて二分論で

「あなたは、ゴルフ用品のことを書く出版社をなさっているから、そんな聞き方をしますけどね。要するに文化も産業もそうですが、普及・振興の結果において発展するわけで、別に対峙しているとは思いませんね。我々はどちらか一方というこ…

日本のプロがメジャーで通用しない理由

「こりゃあダメだ!」テレビの画面を見た瞬間、思わず絶望的な言葉が口を突いて出た。今年の全米オープンの舞台米国ワシントン州シアトル郊外のチェンバーズベイGC(R・T・ジョーンズJr設計)の映像を見た瞬間のことだった。ほとん…

ゴルフ人口減少を憂慮する

先頃夕刊紙に掲載された記事中、「欧米ではゴルフ人口が激減している。ロイター通信によれば米国だけでも過去10年間で約500万人も減った」との箇所が気になった。日本でもゴルフ人口の減少はゴルフ業界が直面している問題である。そ…

社会人アマチュアが消える?

日本アマチュア選手権の取材に行った。僕が、日本ゴルフ協会(JGA)のホームページに日々のゲームを掲載するようになったのは2009年からだから、かれこれ連続して6回取材していることになる。 女子アマ界ほどではないけれど、男…

女性ゴルファーへの歩み寄り

2008年頃、“女子ゴルフブーム”があったと記憶しています。華やかなウエアがゴルフ場を彩り、瞬間的に女子ゴルフ市場が活気づきました。メーカーもこぞってギアやアパレル、小物などのレディス製品を出し、競い合ったのです。しかし…

ゴルフジャーナリストとしての使命

ジャーナリストは社会で起きている様々な現象の中で、それを伝えるべき情報として価値があるかどうかを精査し、「価値がある」と判断したなら、それを広くパブリックに訴え、共感を得ると共に、そこから派生する新たな動きに影響を与える…

ゴルフの人口問題:2015年問題から「18-23問題」へ

※この原稿は、『月刊ゴルフ用品界2015年4月号』に掲載された記事(北徹朗の学窓から見るゴルフ産業改革案)の内容を再編集したものです※   少子高齢化が進む中、様々な業界で「20××年問題」という言葉をよく見聞…

底辺拡大はイジメ被害撲滅から

若いプロゴルファーの中に、学生時代、イジメに合った経験者が多い事実をご存じだろうか。 ゴルフ部のある強豪校ならとにかく、それ以外の中学、高校で頑張り、やがてプロになるほどの実績を挙げた選手で、辛い思いをした者は少なくない…

ゴルフ中継、地上波に頼るな!

地上波の民放テレビのゴルフ中継が、面白くないという声をしばしば聞く。特に、ライブ中継でなく、そのほとんどが録画であって、いまの時代ではフェースブックやツイッターで、結果が先に解ってしまうから、興ざめであるという理由。さら…

The Road to St Andrews part1

私が始めて聖地に足を踏み入れたのが1990年の全英オープンでした。 あれからちょうど四半世紀が過ぎました。 それから何度ここを訪れたでしょうか。決して便利な場所ではなく、むしろ毎回大変な思いをして行かなければなりません。…