2003年度定例総会開催　

去る３月25日（火）、総会構成員30会員（委任状を含む）が出席し、「2003年度定例総会」を開催いたしました。

【２００２年度活動報告】

一昨年、日本のゴルフ生誕100年の節目を迎え、新たなスタートを切った昨年。日本ツアーでは中嶋常幸、尾崎将司らベテラン勢の活躍が目を引きました。また海外においても、米男子ツアーの丸山茂樹、米シニアツアーの青木功がそれぞれ１勝を達成。欧州シニアツアーでは海老原選手が賞金王に輝くなど、日本人選手の活躍が話題となりました。年末にはEMCワールドカップにおいて、丸山と伊沢利光ペアが優勝というビッグニュースを提供してくれました。
しかし、日本のゴルフ界全体を見れば、経済の低迷が大きく影響し、ゴルフ場の倒産件数は過去最悪を記録。もはやゴルフ場の倒産、民事再生法の適用は日常化しているとも言えます。さらにトーナメントスポンサーにとっても、厳しい状況が続き、伝統あるトーナメントも継続することが困難な状態であります。
こうした厳しい状況の中で、まず当協会は会の方向性について会員相互の意見交換の場として、初めてＪＧＪＡ全体意見交換会を催しました。ご存知のように、一昨年の総会にて「総会だけではなく、もっと意見交換の場があってもよいのでは」という会員の皆様の意見に基づいたもので、当日は活発な意見の交換ができました。

その成果は、当協会からの情報発信の場としてホームページを開設することになりました。
現在独自のドメインを取らず、事務局（ヌーベル）のサーバー内に開設。まだコンテンツ、内容も今後さらに充実させる必要がありますが、12月に開設して以来、一般のゴルファーからのメールや問い合わせも送られてきている状況です。
例年開催している懇話会については、昨年に引き続き、講演者とのスケジュール調整が思うようにいかず、年１回の開催にとどまってしまいました。
一方、懇親ゴルフ会については、春は横浜カントリークラブ、秋は太平洋クラブ＆アソシエイツ美野里コースで開催いたしました。いずれも例年以上の参加者が集まり、『話題のあるゴルフ場』という主旨のもと、活発な意見交換の場としても、大いにその役目を果たせたと思います。
協会会報紙『ＪＧＪＡジャーナル』につきましては、会員の皆様のご協力により、７月に第８号を発行することができました。しかしながら、12月発行予定でした第９号については、広告協賛社が集まらず、発行を延期いたしました。日本の経済状況がこうした面で、当協会にも影響していることを痛感いたしました。
最後に、昨年度も年会費の納入をはじめ、協会活動に対して、皆様のご協力も賜り、滞りなく取り計らうことができました。ここにお礼申し上げます。

【２００２年度退会会員】

12月末日　　加藤俊輔氏
12月末日　　坂本喜之助氏
12月末日　　脇本正孝氏

【２００２年度入会会員】

3月　　　　菊谷匡祐氏
5月　　　　金井清一氏
5月　　　　地平達郎氏

2002年12月末日時点
個人会員数36名

【２００３年度活動計画】

昨年の定例総会以来、会の在り方について、会員相互のディスカッションの機会が増えていると感じられます。これも、会員皆様の会に対する期待の表れであると同時に、今当協会も大きな曲がり角にきているのであると感じられます。
昨年末に開設したホームページは、当協会の新規事業の一環として、今年度はより充実した内容を目指したいと思います。当協会の広報活動として、また各会員の広報的な役割を担うよう、一層努力していく所存です。もちろん、その他にも当協会の発展のための新規事業を模索する必要があると考えます。
また、昨年は広告の面から「ＪＧＪＡジャーナル」第９号の発行を延期しなければならない状況に追い込まれました。しかしながら、状況が変わっても、ＪＧＪＡジャーナル編集の方針は今まで通り貫き、業界に一石を投じ続ける立場でありたいと考えます。この経済状況の中、協賛各社にとっては少なからず負担になっている状況を踏まえ、ホームページとジャーナルのセット販売など、新たなアプローチの仕方も考慮していきたいと考えます。
懇親ゴルフ会に関しては、毎回会の主旨に賛同をいただき、『ぜひうちのゴルフ場で』と手を挙げて下さるゴルフ場関係者の声を聞くことが増えてまいりました。会の主旨である「話題性のあるゴルフ場」をしっかりと考慮したコース選びを今後もしていきたいと存じます。
この懇親ゴルフ会とともに、懇話会についてもぜひとも実現したいと思います。今年は、昨シーズン見事な復活優勝を遂げた中嶋常幸選手をお招きし、お話を伺いたいと考えています。
厳しい経済状況は、ゴルフ界に多大な影響を与えています。今年も同様な状況が予想されますが、ゴルフ活性化、当協会の発展のため、会員の皆様のさらなるご協力を賜りながら、今年も日々活動していきたいと考えます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

【２００３年度新規会員】

3月　　薬師寺　広氏
3月　　今井　康徳氏

2003年3月末日時点
個人会員数38名

2003年度・年間予定