「2020年JGJA大賞」にアース製薬大塚会長

「日本ゴルフジャーナリスト協会(JGJA)」は2020年JGJA大賞に、女子ツアー「アース・モンダミンカップ」の主催者、アース製薬株式会社の大塚達也会長を選出、2月10日に同会長に伝えるとともに、盾と記念品(ネーム入りペン)を贈呈した。

コロナ禍の中、今回は会員に大賞候補を募り、メールによる投票を行った。その結果、コロナ禍で2020年女子ツアーのトーナメントが開幕から中止の相次ぐ中、6月に同社が主催する「アース・モンダミンカップ」を無観客とした上で徹底した感染対策を行って開催に踏み切り、その後の他の大会開催に勇気を与えるとともに、テレビ放映をせずに全日インターネット中継を実施する新しい試みを行い、新たなゴルフファンを獲得するなど成功を収めた同社の決断に敬意を表し、大賞に決まった。

JGJA会長の小川朗が、同社を訪問。大塚会長に直接、盾と記念品を手渡した。大塚会長は「表彰されるとは思ってもいなかったので、身に余る光栄ですし、照れ臭い。自分が実現したいと思ったことをやっただけです」と、受賞の気持ちを話した。

その後、大塚会長から、トーナメント開催の経緯や舞台裏、これからの構想や、ゴルフ界、ジャーナリストへの要望などを約1時間にわたって聞いた。内容は、JGJAのホームページに順次掲載していきます。

(文・JGJA赤坂厚)

 

※JGJA大賞 毎年、ゴルフ界に起こったさまざまな出来事の中から、ジャーナリストの独自の視点で、ゴルフ界への貢献が高かったと評価した個人、団体をJGJA会員の投票により選出、表彰を行っている。

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1959年北海道札幌市生まれ。札幌南高―北海道大学工学部卒。82年日刊スポーツ新聞社入社。同年から計7シーズン、ゴルフを取材した。プロ野球巨人、冬季・夏季五輪、大相撲なども担当。2012年、日刊スポーツ新聞社を退職、フリーに。
著書に「ゴルフが消える日」(中公新書ラクレ)、「ビジネス教養としてのゴルフ」(共同執筆、KADOKAWA)
日本プロゴルフ殿堂、国際ジュニアゴルフ育成協会のオフィシャルライターでHPなどに執筆。東洋経済オンラインでコラム「ゴルフとおカネの切っても切れない関係」を担当。趣味で「行ってみました世界遺産」(https://世界遺産行こう.com/ )を公開中。
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