業界をリードするゴルフ総合ブランドとして成長していく    テーラーメイドゴルフ株式会社  加瀬 友之 氏

SLEルール」は本当にゴルファーのためになるのか!
高反発フェースのドライバーはクラブとして認められないというけれど・・・

クラブフェースの反発係数を0・830以内に抑えるSLEルール(スプリング効果規制)が2008年1月1日から施行される。高反発クラブはゴルフ規則によって正式なゴルフ用具として認められないというもの。しかし、現状では「ルールだからといって素直に受け入れられない」などの意見も多く、一般ゴルファーやゴルフ場も含めて賛否両論が渦巻いている。SLEルールの今後の問題点、一般のアマチュアゴルファーに与える影響などについて識者の意見を集めてみた。


 

業界をリードするゴルフ総合ブランドとして成長していく

テーラーメイドゴルフ株式会社
加瀬 友之 氏

テーラーメイドでは、R&Aの定めるルールに則り製品開発・販売を行うことをポリシーとしています。今回の反発規制ルールにおいても同ポリシーに基づき、2005年に発表した「r7 425」および「r7 425TP」を含めて、以降に発表する製品は全て適合モデルを開発しています。

2008年以降、反発規制ルール施工に伴うテーラーメイドの取り組みとしては、当社クラブのユーザー、一般消費者ならびに各店舗間の混乱を避けることを最優先に考え、販売実績のあるクラブに関して適合および高反発モデルの確認を当社ホームページ上で行えるよう情報を開示するとともに、カスタマーサービスセンターにおいても随時お問合せに対応し、情報を周知徹底する方針です。また、店頭においても適宜、適合および高反発モデルの一覧を配布し、各店舗のご協力を仰ぎながら消費者一人ひとりに適切な情報提供を行っていく体制を整えていく必要があると考えています。

製品については引き続き、当社ポリシーに則り、高品質かつ高性能なクラブ開発に務め、消費者に満足していただける適合クラブの提供を心がけていきます。2008年1月に発売予定の「r7 CGB MAX」においてもムーバブル・ウェイト・テクノロジー(MWT)をはじめ、テーラーメイド独自の革新的テクノロジーを投入し、MWT搭載モデルとしては最大となる弾道可変幅と飛距離性能を実現するドライバーとなっています。

以上の取り組みを通じて、今後もテーラーメイドでは業界をリードする総合ゴルフブランドとして、常に消費者の期待に応えられる高品質かつ革新的な製品開発を続けていきます。また、カスタマーサービスの拡充にも努めていくことで、当社の取り組みに対する正しい理解を獲得していきたいと考えております。