学生向けゴルフ場体験課外授業「Gちゃれ」と日本ゴルフジャーナリスト協会の共催コンペが、26日、ベルビュー長尾GC(静岡県)で行われた。
参加7組28人のうち8人の大学生はほとんどがゴルフ場初体験。夏の富士山を望む解放感の中、スクランブル形式の特別ルールでプレーした。
大学でゴルフの授業を受けている学生ばかりだが“リアルゴルフ場”では驚くことも多かったようだ。それでも、スクランブルならではの気楽さもあり、最後までプレーを堪能した。
武蔵野美術大学3年の増田雄海さんは「授業ではアイアンばかりなので、ドライバーもパターも始めて打ちました」と言いながら、ナイスショットを放って歓声を挙げていた。ホールアウト後には、ボールすら、練習用のプラスティックのものしか打ったことがないということを告白。周囲を驚かせていたが、それでも笑顔で一日を終えた。
ドレスコードフリーというコースでのイベントとあって、“大人たち”も様々なウェアでコースに登場。ヒョウ柄のパンツ姿の学生を筆頭に、Tシャツ姿は当たり前。デニムのショートパンツや、スイムパンツ、スウェットパンツなど、様々な服装にチャレンジし、ゴルフ場のドレスコードについて改めて考える機会にもなった。
(一社)ゴルフ授業研究会協力の、このイベント。学生たちにとってはゴルフへの最初の一歩を踏み出す機会の一つとして、また“大人たち”にとってはその声に耳を傾け、様々なことを考える貴重な機会となった。この交流を様々な形で続けていくことの大きな意味を感じた一日でもあった。(遠藤淳子)
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