「本間ゴルフが見せる新たなブランド戦略」

本間ゴルフは10月2日、都内でツアーワールドシリーズの記者発表会を行った。
今回のニューモデルは4代目となる。

2014年にボール事業に参入。
今年の夏にはアパレル部門もスタート。大々的な発表会を行っている。
積極的に事業拡大を行っているとあって、メインブランドの1つツアーワールドでも、今までのイメージからの一新を図る大胆な戦略を発表した。

先ずは初代モデルからイメージカラーであった赤が親しみやすいブランドへということでオレンジへ。

ツアープレーヤーが使う上級者モデルのイメージだけでなく、スポーティーさ、スピード感を表現したいという意図からだ。
また、これまで4種類がラインナップされていたドライバー、アイアンもユーザーが選びやすいようにと2種類にまで絞られた。

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ドライバー、アイアンとも打った時のやさしさは感じるものの、本間らしさを残す、長年のファンも手にしやすいモデルになった。

クラブの総重量は現在、市場に出ている物とほぼ変わらず、これまでツアーワールドシリーズを手にしたことが無かったゴルファーにも手にしやすいモデルになっている。

また当日、会場には国内女子ツアーで活躍する契約プロの永井花奈が登場。

ニュークラブでのデモンストレーションが行われた。

「最初に打った時から、良い高さの球が出て、風に負けない、良い意味で曲がらないクラブ」。と新しいドライバーへの信頼を語ってくれた。

本間ゴルフはツアーワールドブランドを展開以降、多くのプロと契約し、熱意系ゴルファーをキャッチフレーズに、上級者ゴルファーから高い支持を獲得してきた。

しかし今回の新製品からは「GO NEXT 次のステージ」へというキャッチコピーで新たなブランド戦略を展開していく。

これまでツアーワールドを手にして来なかった中級者層など幅広いゴルファーへのファン層の拡大を図るのが目的だ。

ゴルフ用品の総合ブランド化、ユーザー層の拡大を狙う本間ゴルフ。

停滞するゴルフ用品市場で、老舗日本ゴルフメーカーの活発な動きに注目だ。

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ABOUTこの記事をかいた人

1981年7月12日生まれ
平成18年5月~平成20年11月イーゴルフ株式会社 携帯サイトでのコラム執筆。メールマガジンでのゴルフ場紹介コラム。提携先雑誌「GolfStyle」ホームページでのコラム執筆。提携先のゴルフ専門サイト「GolferWeb」でのコラム執筆。
平成20年12月~平成21年4月株式会社ゴルフトゥデイ ゴルフトゥデイ主催の大会ページ、ドライバーカタログなどを担当
平成21年5月株式会社ベンチャーリパブリック(現オセニック株式会社)新製品の紹介やトーナメント記事に関するブログ記事を執筆。ゴルフクラブ、ボールの選び方コンテンツ記事の執筆。