本間ゴルフは10月2日、都内でツアーワールドシリーズの記者発表会を行った。
今回のニューモデルは4代目となる。
2014年にボール事業に参入。
今年の夏にはアパレル部門もスタート。大々的な発表会を行っている。
積極的に事業拡大を行っているとあって、メインブランドの1つツアーワールドでも、今までのイメージからの一新を図る大胆な戦略を発表した。
先ずは初代モデルからイメージカラーであった赤が親しみやすいブランドへということでオレンジへ。
ツアープレーヤーが使う上級者モデルのイメージだけでなく、スポーティーさ、スピード感を表現したいという意図からだ。
また、これまで4種類がラインナップされていたドライバー、アイアンもユーザーが選びやすいようにと2種類にまで絞られた。
TW747 460
TW747 455
TW747 Vx
TW747 P
ドライバー、アイアンとも打った時のやさしさは感じるものの、本間らしさを残す、長年のファンも手にしやすいモデルになった。
クラブの総重量は現在、市場に出ている物とほぼ変わらず、これまでツアーワールドシリーズを手にしたことが無かったゴルファーにも手にしやすいモデルになっている。
また当日、会場には国内女子ツアーで活躍する契約プロの永井花奈が登場。
ニュークラブでのデモンストレーションが行われた。
「最初に打った時から、良い高さの球が出て、風に負けない、良い意味で曲がらないクラブ」。と新しいドライバーへの信頼を語ってくれた。
本間ゴルフはツアーワールドブランドを展開以降、多くのプロと契約し、熱意系ゴルファーをキャッチフレーズに、上級者ゴルファーから高い支持を獲得してきた。
しかし今回の新製品からは「GO NEXT 次のステージ」へというキャッチコピーで新たなブランド戦略を展開していく。
これまでツアーワールドを手にして来なかった中級者層など幅広いゴルファーへのファン層の拡大を図るのが目的だ。
ゴルフ用品の総合ブランド化、ユーザー層の拡大を狙う本間ゴルフ。
停滞するゴルフ用品市場で、老舗日本ゴルフメーカーの活発な動きに注目だ。
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