ゴルフを普及するための中継スタイル

今年もゴルファーに春のシーズン到来を告げるジャパンゴルフフェアが、3月23日から25日の3日間にかけて行われた。
昨年から場所をパシフィコ横浜に移して行われている本イベント。

過去最高の来場者数を記録した昨年同様、多くのゴルフファンが会場に足を運んだ。

日本ゴルフジャーナリスト協会では、その初日に、「ゴルフを普及するための中継スタイル」をテーマにパネルディスカッションを行った。

すでに多くの方がご存知だと思うが、今年から国内男子ツアーの下部ツアーにあたるチャレンジツアーはAbemaTVがスポンサーとなり、AbemaTVツアーと名称を変えた。

ここ数年、アプリをダウンロードすることで、スマートフォンやパソコンでも動画を楽しめると、凄まじい勢いで広まっているビデオ・オン・デマンドサービス。

3月30日から始まる本ツアーもAbemaTVで楽しむことができる。

今回のディスカッションでは、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の大西久光理事、AbemaTVの古川雄太部長、日本ゴルフ協会(JGA)の山中博史専務理事が登壇。
司会は当会副会長の小川朗が務め、ゴルフ中継の現在の問題点に始まり、AbemaTVなど新たな中継メディアをテーマに激論が交わされた。

AbemaTVがチャレンジツアーの冠になったことで、昨シーズンまでと多く変わったのが競技日程だ。
2日間競技は3日間に。さらに賞金総額も増額された。

しかし大西氏はこの先も見据えている。

アメリカの下部ツアー、Web.comツアーの卒業生の中から、すぐにPGAツアーで活躍する選手がいるが、同じようにAbemaTVツアーも将来的には4日間競技にし、コースセッティングもレギュラーツアー同様のハードなセッティングに。

上のツアーに行っても活躍できる若手を育成したい。と熱い思いを語った

ツアーの創成期からこれまで、何十年も多くのトーナメントを手がけてきた大西氏の手腕に期待がかかる。

続いて配信方法について古川氏から語られた。
こちらは先ず1番と16番から18番などホールを絞り、注目組を追いかけて配信するということが検討されているとのこと。

すでに様々なスポーツ競技を配信。
今までに無いアプローチで新たなファンを獲得してきているAbemaTV。

ゴルフでは、より選手の素顔を知ってもらい、ファンの拡大を考えているという。
選手だけではなく、キャディや家族のインタビューを実施するなどの案が紹介された。

さらにゲスト解説には現役の若手選手の起用し、選手同士でしか知りえない情報も盛り込まれる予定だ。

AbemaTVツアーというと先日発表されたビッグニュースがある。

開幕戦への横峯さくらの出場である。

現在の女子ゴルフ人気を10年以上に渡り牽引してきた横峯。
今シーズンはヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップで3位と好スタートを切った。

その横峯の出場に驚いた方も多いのではないだろうか。

今回の出場でも横峯さくらには優勝を狙っての出場を依頼しているそうだが、AbemaTVでは今後も有望なアマチュアゴルファーなどを推薦出場させていく意向だ。

これには期待の若手に経験の場を提供するのと同時に、如何にプロの技術が高いのかを、多くのアマチュアゴルファーに知ってもらおうという意図がある。

同時に有望なアマチュアゴルファーが集まるナショナルチームをサポートしている、JGAの、山中氏も協力姿勢を見せており、楽しみな展開になりそうだ。

いよいよ始まるAbemaTVツアー。

ゴルフの視聴者離れの解決策となるか。注目が集まる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

宇田川健助

1981年7月12日生まれ
平成18年5月~平成20年11月イーゴルフ株式会社 携帯サイトでのコラム執筆。メールマガジンでのゴルフ場紹介コラム。提携先雑誌「GolfStyle」ホームページでのコラム執筆。提携先のゴルフ専門サイト「GolferWeb」でのコラム執筆。
平成20年12月~平成21年4月株式会社ゴルフトゥデイ ゴルフトゥデイ主催の大会ページ、ドライバーカタログなどを担当
平成21年5月株式会社ベンチャーリパブリック(現オセニック株式会社)新製品の紹介やトーナメント記事に関するブログ記事を執筆。ゴルフクラブ、ボールの選び方コンテンツ記事の執筆。