日本ゴルフサミット会議に対する「公開質問状」

当協会は2月18日、日本ゴルフサミット会議の安西孝之議長(日本ゴルフ協会会長)宛に、「公開質問状」を送達いたしました。
質問趣旨は、1月21日開催のゴルフサミット会議新年会で行われた記者発表で、「質疑応答」が省かれた経緯と理由等についてです。この件につき、当協会会員や一部のゴルフジャーナリストから異が唱えられ、その経緯を明らかにすることで、今後のゴルフ界活性化に寄与したいと考えました。
内容は下記をご覧ください。

公開質問状

日本ゴルフサミット会議
議長 安西孝之様

日本ゴルフサミット会議が本年1月21日に開催された「ゴルフ新年会」での「記者発表」につき、同会議・議長の安西孝之様に質問をさせて頂きます。

質問趣旨
日本ゴルフサミット会議(以下、サミット会議)が上記「記者発表」を行った際、「質疑応答」の時間を省かれたことにつき、日本ゴルフジャーナリスト協会(JGJA)の会員並び報道関係者の一部から、同会議の活動内容をよりよく知るため、質疑応答を設けるべきであったとの意見が出ております。

ゴルフ新年会での記者発表開催は、JGJAの会長を務めております、私、片山哲郎が昨年10月29日のサミット会議運営会議で提案し、11月25日のサミット本会議で承認され、12月25日の運営会議では「質疑応答」を行うことを前提に、回答する登壇者の人選や想定質問等が話し合われました。この日の会議では人選が決まらず、ゴルフ新年会の運営担当に一任されましたが、1月21日の記者発表では質疑応答の時間が省かれておりました。

記者発表における質疑応答は、サミット会議と報道関係者の相互理解を深め、活動の詳細を世間へ周知できる利点があります。また、課題の明確化やその解決法につきましても、報道を通じて広く英知を集めることで、ゴルフ界の活性化を促進させる効果が期待でき、活動目的のひとつに「ゴルフの活性化」を掲げるサミット会議の趣旨に沿うものと考えられます。今回、質疑応答を省かれたことは、上記の機会を逸したことになり、サミット会議加盟団体の一員として残念な思いを禁じ得ません。そこで、下記の質問をさせて頂きます。

質問1 本年1月21日に行われたサミット会議主催の記者発表で
質疑応答が省かれた経緯と理由

質問2 改めて質疑応答を含めた記者発表を開催する予定の有無
以上、二つの質問に対してご回答を頂きたく、宜しくお願い申し上げます。

なお、上記の質問は「公開質問」とし、JGJAのホームページ上で質問と回答内容を掲示してまいります。
サミット会議の発足趣旨は「全国規模の17団体が一つになりゴルフ界の健全な発展を目指して積極的に活動」(サミット会議HPより)するところにあります。その思いは我々JGJAも微力ながら共有しており、また、サミット会議の一員として、活動内容を周知する責務を負っていると考えますので、ご回答のほど、改めて宜しくお願い申し上げます。
日本ゴルフジャーナリスト協会
会長 片山哲郎

150403

4月2日、サミット会議事務局より回答が届きました。
回答は下記のPDFファイルをご覧ください。
【公開質問状回答】