「西村國彦」の記事

1947年生まれ。東大法学部卒。1976年弁護士登録(東京弁護士会)。
現在さくら共同法律事務所シニアパートナー。
1997年通産省会員権問題研究委員会委員。
ゴルフ場据置期間延長問題や東相模ゴルフクラブ(現上野原カントリークラブ)をはじめ南総カントリークラブ、太平洋クラブの再建など会員とゴルフ場を守るための活動を実践している。
また実際に自分の目で見てきたメジャートーナメントでの経験や、実際に自分が世界(米国・英国・アイルランド・豪州・アジア)の素晴らしいコースをプレーした経験をさまざまな形で発信しているゴルフジャーナリストでもある。掲載誌は月刊ゴルフダイジェストアルバトロス・ビューゴルフ場セミナーゴルフマネジメントゴルフィスタなど多数。
主な活動・著書
「ゴルフ学大系」のうちゴルフの法律」(1991年・ぎょうせい)
「ゴルフ場預託金問題の新理論」(共同執筆)(1998年・日本ゴルフ関連団体協議会)
「ゴルフ会員権再生の新制度」(共同執筆)(1998年・日本ゴルフ関連団体協議会)
「ゴルフ場再生への提言」(1999年・八潮出版社)
経済産業省サービス産業課「ゴルフ場事業再生に関する検討会」レクチャー(2002年)
「賢いゴルフ場 賢いゴルファーのための法戦略」(2003年・現代人文社)
「平成ゴルファーの事件簿」(2003年・現代人文社)
「ゴルフ場の法律に強くなる!」(2007年・ゴルフダイジェスト社)
「ゴルフオデッセイはにかみ弁護士の英米ゴルフ紀行」(2011年・武田ランダムハウスジャパン)
ほか、近著に太平洋クラブを舞台に会員の全面勝利を描いた
「ゴルフ場 そこは僕らの戦場だった」(2015年・ほんの木)
月刊「GEW(ゴルフ用品界)」に連載された
「ゴルフ文化産業論」(2021年・河出書房新社)がある。

松山英樹、初メジャー2021マスターズ優勝に寄せて

松山英樹、初メジャー2021マスターズ優勝に寄せて   日本ゴルフジャーナリスト協会(JGJA)会員 西村 國彦 長いこと、日本のゴルフ界では、世界との連携より身内の意向を忖度するような島国でゴルフをやっている…

ウイズ・コロナで生きる指針は「ゴルフの精神」にある

西村 國彦 1 世界を一変させたウイルス たとえそれが、わが国においてインフルエンザよりも軽く、致死率も圧倒的に低いとしても、新型コロナは、世界を変えてしまった。 その最大の衝撃は、私がこの2年間、GEW連載で迷いながら…

「ゴルフ場は僕らの戦場だった」   ~西村 國彦~

ゴルフ場そこは僕らの戦場だった 表紙

「ゴルフ場は僕らの戦場だった」 西村國彦 不条理で納得できない状況をどう突破するか。法理論に欠陥があって「被害」を受ける人たちはどう対応すればいいのか。法的少数説に拠る弁護士はどう闘うべきか。 日本人のメンタリティは昔も…

TEE IT FORWARDって何???  ~西村 國彦~

私のホームコースに今般レディスティ(以下赤ティと言います)が新たに設置されることについて、世界のゴルフ場も視野に入れて書いてもらえないか、との話があり、世界の赤ティ事情について勉強させていただきました。   調…

日本選手が世界で通用する日は来るのか ~西村 國彦~

2015年12月14日、日本ゴルフジャーナリスト協会主催でタウンミーテイングが開催されます。題して「ここがヘンだよ 日本のゴルフ界Ⅱ」そこでは討論テーマの第1に、『世界に通用しない日本人プロゴルファーの根源的な脆弱を問う…

ゴルフ会員権の損益通算~西村國彦~

弁護士 西村國彦 ①税制改正のされ方 2004年度税制改正では、土地建物の譲渡益に対する課税税率が26%から20%に引き下げられ、景気回復に向け不動産取引の活性化を促進することになりました。ところが税収不足に悩む税務当局…

ゴルフ界に望むこと ~西村 國彦~

動き出した日本のゴルフ~これからのゴルフ界に望むこと~ ここ数年、日本のゴルフ界が動き出している。女子ツアーの宮里藍選手をはじめとする若手選手の活躍、それに伴うギャラリーの増加、テレビ視聴率の伸びなど、徐々に明るい兆しが…

どうなる日本のゴルフ場    ~西村 國彦~

毎年5月にゴルフ特集をする経済誌の今年のテーマは「日本のゴルフは変わった」だった。ここ7年で料金は大幅に下落。2000年から利用者が増加し、プライベートゴルファーが急増しているとのこと。要するに「競争激化によるサービスの…