桜前線も北へと移動し、これからの楽しみはGWでしょうか。コロナも落ち着きを見せ、今年のGWはゴルフの計画を立てている方も多いのではと思います。
そんなGW真っ只中の5月3日(祝)、恐らくゴルフ界では初となる画期的なイベントを横浜で開催します。
「転倒リスク計測会」です。横浜国立大学発のベンチャー、UNTRACKED社が開発した立位機能評価システム「StA²BLE」(ステイブル)を用いて、人の転倒リスク(転びやすさ)をわずか1分で計測。「立位年齢®️」として数値化するものです。
イベントでは、立位年齢が実年齢よりも高い(転びやすい)と評価された人には、身体バランスを向上させ、立位年齢を若返らせるエクササイズ「ゴルフフィットネス」を体験していただきます。
■企画の背景「ゴルフ寿命延伸は必須」
2020年後半から、コロナ禍においてゴルフがブームになり、「コロナ特需」といわれる状況になりましたが、それも今や終焉を迎えつつあります。2001年に1,340万人だったゴルフ人口は、2019年には580万人と半減。今後も減り続けることが予想されます。
1960年代以降のゴルフブームをけん引した「団塊の世代」約800万人全員が、75歳以上の後期高齢者となるのが2025年。そして、80歳を越えるのが2030年です。この期間にゴルフ人口が100万人単位で減少するといわれていて、これを「2025・2030年問題」と呼んでいます。
この深刻なゴルフ人口の減少に歯止めをかけるには、高齢ゴルファーのゴルフ寿命延伸への取り組みが必須です。ゴルファーをケガや故障から守り、長く元気にゴルフが楽しめるようにする具体的な打開策が求められます。
そんな中、高齢者のゴルフリタイヤのきっかけの一つが「転倒事故」です。高齢者は、転倒事故がきっかけで寝たきりになり、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下を招くリスクがとても高いです。要介護になった原因の第4位が、転倒による骨折であるといわれています。(図1)
ゴルフをするしないにかかわらず、転倒事故の防止は、高齢者の健康寿命を延伸させる意味で、とても重要な取り組みと考えます。
■企画のねらい「高齢ゴルファーの転倒事故を軽減させる」
本イベントのねらいは、立位年齢(転びやすさ)を知ることで、立位機能改善のための行動を喚起することです。そのことで転倒事故を減らし、高齢ゴルファーのゴルフ寿命の延伸に寄与します。
また、横浜市のスポーツセンター利用者は、同世代平均と比較して立位年齢が約16歳若いということが明らかになっています。(図2)
このことから、起伏のあるゴルフコースを沢山歩くゴルファーも、ゴルフをしない人と比較して立位年齢が若いという仮説が立てられます。今回の計測会をきっかけに計測データを蓄積し、「ゴルフをする人はゴルフをしない人と比べて立位年齢が若い」ということが統計的に立証できれば、ゴルフ産業にとってプラスになります。今回の計測会を、エビデンス構築の第一歩にしたいと考えています。
■立位機能評価システム「StA²BLE」(ステイブル)とは?
壁や手すりなどに軽く指先を触れているだけで姿勢が安定する「ライトタッチ効果」を利用し、転倒リスク(転びやすさ)を、わずか1分で計測、数値化する、世界初の「立位機能評価システム」です。
指先に装着したデバイスから軽く振動を与えることで、このライトタッチ効果を仮想的に再現。この振動を与えたり停止したりすることで“ふらつき”を誘発させ、転倒リスクを測定します。
転倒リスクは「立位年齢®️」で表され、身体機能を数値化した「バランス年齢」と、感覚能力を数値化した「感覚点数」から割り出されます。(図3)
高齢ゴルファーの転倒事故防止、そしてゴルフ寿命の延伸等に興味のある方は、是非お越しください。
【本イベントの概要】
日時: 2023年5月3日(祝・水)12:00~16:00
会場: レアレア・オーラスパ東戸塚店 ℡045-829-0808
https://www.lealea.jp/totsuka/
費用: 無料(レアレア非会員でも参加可)
主催: レアレアゴルフスクール(運営:有限会社ゴルフハウス湘南)
https://ghs-school.com/school_info/sc_higashitotsuka/
協力: UNTRACKED株式会社 ℡045-339-4256
▽本イベントの詳細▽
https://ghs-school.com/event_20230503l/
▽本イベントのお申し込みはこちらです▽
https://ghs-school.com/postmail_various/
▽本イベントのリリースはこちら▽
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