第4回JGJA大賞 表純子プロトークイベント 開催報告

JGJA大賞は表純子に決定!日本ゴルフジャーナリスト協会が1月25日、都内でJGJA大賞の発表を行った。

4回目となる今回は、残念ながら肩の故障により記録は途切れてしまったが、ツアー最多連続出場「241試合」を達成された表純子プロに決定。会場にはJGJAの要請を受けキャディ、夫として支える表広樹氏も駆けつけた。授賞式に先立って行われたトークショーにも同席し、夫だからこそ知る裏話も披露してくれた。

まさに金字塔といえる最多連続出場の記録は2011年の開幕戦から棄権や失格もなく、加えて出場資格の厳しい最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップをはじめとするメジャー大会にも出続けての物。

昨年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで記録は止まってしまったが、年間で35試合を越えるトーナメントが開催されているツアーの現実を考えると、この数字の偉大さが分かる。

キャディ、夫として支える表広樹氏(右)とJGJA大賞受賞の表純子プロ(中)、進行はJGJA遠藤淳子氏

キャディ、夫として支える表広樹氏(右)とJGJA大賞受賞の表純子プロ(中)、進行はJGJA遠藤淳子氏

表彰式の当日にはトークショーを開催。
ゴルフ雑誌や新聞社などのメディアを始め、多くのゴルフ業界関係者が表夫妻の裏話を期待し興味津々。
その期待に応え、二人からはシーズン中のコース外におけるプライベートの面も紹介された

真夏でも連戦が続くツアー。
体力を維持するために普段から10時間近く睡眠時間を取るようにしているという話や、転戦中の気分転換の方法など、ここでしか聞けない裏話が次々に披露された。

有名な趣味のパチンコの話では、大当たりの秘話や、店舗でパチンコのプロに間違えられたなどの裏話で、会場の笑いを誘った。

また多くのプロゴルファーが調子を崩した事を理由にトーナメントを欠場するという話をよく聞くが、表プロは好調、不調といったことを感じたことがあまりないという。

練習場で上手くボールが打てなかった日でもコースで傾斜地からのショットが上手く打てたりするのが、その理由だ。レッスン誌などでは目にしない、感性豊かな表プロならではエピソードだ。

さらに長いシーズンで怪我や故障などもあり戦線離脱を余儀なくされるプロも多いが、その際にはフルスイングをせずにハーフスイングだけでラウンドしたという。20代の若手と違うベテラン選手ならではの工夫も語られた。

また、日頃はあまり聞くことの無いキャディ業について広樹氏が明かしてくれた。

キャディとして表プロのプレーをサポートするだけでなく、1打でも良いスコアでラウンドできるようにと、プライベートでもゴルフに集中できる環境を作るために、ほとんどの家事も行うという広樹氏。

表プロが寝ているのを起こさないようにバスルームで新聞を読むなどの徹底した気配りに、聴衆の多くが感心しきりだった。

現在は妻の純子氏が怪我でツアーを離れていることから、若林舞衣子、フェービー・ヤオのバッグを担いでいるという広樹氏の活躍にも期待したい。

今後も当協会では他メディアでは聞けない貴重な話を読者の皆様に届けていけるよう、このような会を定期的に行っていく予定だ。

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