2014年度日本ゴルフジャーナリスト協会新役員決定

2014年度日本ゴルフジャーナリスト協会新役員決定
退任にあたってのご挨拶  

当協会、初代会長、故・土井新吉氏の命を受け事務局を仰せつかり、2代目 会長、菅野徳雄氏の体調上の理由から、突然歴史ある当協会の3代目会長を、 晴天の霹靂的に務めさせていただき、2期4年もの月日が経ってしまいました。 会員の皆様には、未熟ゆえの役不足で多くのご迷惑をおかけしたことと反省しております。

さて、退任にあたって、ひとつだけ皆様に申し上げたことがございます。現 在、JGTO,LPGAとも、取材は、個々の大会において、固有のメッデ ィアから依頼された取材のみを認めているというスタンスが否めない状況であ ります。そのひとつの証が、メディアパスを保持していても、取材登録の際 に、依頼を受けた固有のメディアを記載することが求められております。運用 的に、トーナメント現場では、これに関して厳密に規制されていないため、依 頼されたメディアがなくても当協会会員の取材は現在可能となっております。   しかし、これが文字通り行われたら、例えばシーズンを通じてトーナメント を取材し、その年の日本のトーナメントの総括等をゴルフジャーナリストと して世に発表しようとしても、個々のトーナメントの掲載媒体がなければ、ト ーナメント取材ができなくなりかねません。このことひとつをとっても、フリーゴルフジャーナリストのポジションを向上、いや、普通にするために当協会の役割は決して小さくはないと思っています。

新会長、片山哲郎氏は、皆様もご存じように純粋で、真っ直ぐで、熱血漢で もあり、物事を成就するために冷静に考え、行動ができるリーダーシップの持 ち主であることを私は知っています。まさに、会長としてこれ以上ない逸材で ると確信しております。

ただ、一人では何もできません。会員の皆様全員が、会長以上の情熱と行動 を取ることで、当協会の目指すことが実現できるだと思います。何をしてもら えるのかではなく、何をしたらよいのかを常に考え、片山新体制を会員全員で サポートしていこうではないでしょうか。   退任にあたって、さらなる皆様の積極的なご協力を切にお願いして、ご挨拶 に代えさせていただきます。皆様、本当にありがとうございました。

日本ゴルフジャーナリスト協会
第3代会長 荒井 聡


新会長 ご挨拶
「建設的な批判精神で、ゴルフ界の再興を」

tetsuこのほど、日本ゴルフジャーナリスト協会(JGJA)の会長に就任致しました片山哲郎と申します。 荒井聡前会長の後を受け、大役を仰せつかったことに身の引き締まる思いでございます。
JGJAの基本理念は、会員個々がそれぞれの活動を通じて「ゴルフに関する倫理と専門知識の自己啓発を図り、ゴルフ界の発展に寄与する」ことに集約されます。この理念は我々会員の精神的支柱として必要不可欠なものですが、ともすれば、個々の自由度が高すぎるため、組織の活動目的や問題意識の共有が図りにくい体質であったともいえます。 これらを解決するために、会員相互の協力を得て、組織改革を進めたいと考えます。

バブル崩壊後の20年余り、ゴルフ関連の各業種は総じて価格競争の波にさらされ、健全経営が困難な状況に陥っております。その一方、2016年のリオデジャネイロ大会、2020年の東京大会でゴルフが五輪の正式種目となることは、ゴルフ界再興に向け絶好の機会と考えられます。この好機に際して我々JGJAは、「建設的な批判精神」を発揮し、併せて「具体策の提案」や「議論の磁場」となれるよう、活動しなければならないと考えます。

ゴルフ産業においてはプレー人口の増加を主目的に、ゴルフ文化においてはゴルフの奥深い魅力を、時に平易に、時に掘り下げて訴求すること。産業・文化の両面で、言論機関としての役割を全うし、ゴルフ界発展の一翼を担わせて頂きたいと念じております。また、そのような活動実績を背景にして、会員増強を図りたいと考えておりますので、関係各位におかれましては、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

日本ゴルフジャーナリスト協会
会長 片山哲郎

2014/04/01

2014年度JGJA新理事

新任 : 三石 茂樹
新任 : 小川 朗
再任 : 宮崎 紘一
再任 : 中野 好明
再任 : 加藤 裕幸
再任 : 三品 智加良
再任 : 地平 達郎
再任 : 河北 俊正
再任 : 大林 省三
再任 : 大東 将啓
再任 : 片山 哲郎
再任 : 荒井 聡

以上