株式会社ゴルフダイジェスト社が発行する、ゴルフ場の管理・運営に関する情報誌「ゴルフ場セミナー2024年12月号」(11月20日発行)の特集記事「ゴルフ寿命を伸ばす!シニアの健康増進大作戦」を監修しました。
今回の特集記事は、健康のためにゴルフをしているシニアゴルファーのために、ゴルフ場が提供できる健康増進方法やサービスについてまとめて紹介したい、という同編集部からのご依頼に協力させていただいたものです。
主なテーマは2つ、「安心してプレーできる環境を整備」と「認知症予防とフレイル対策に貢献」です。
高齢者は、持病のある方や既往歴のある方が少なくありません。そのような方々が安心してゴルフが出来るよう、ある程度の医療知識のあるスタッフをゴルフ場に配置することや、近隣の医療機関との連携も必要であること。
準備運動の必要性を啓蒙したり、ゴルフの上達と紐づけて健康行動を促したりすることをお話ししました。
またフィジカルトレーナーやフィットネスインストラクターがいなくても、手軽にでき、効果の高い運動プログラムも紹介しました。
更に、18ホールや9ホールのラウンドが、体力的にきつくなってきた人のための「スローゴルフ」を提案しました。スローゴルフとは、プレイファーストとは真逆の考えで、後続組を気にせず、散歩感覚でのんびりゴルフを楽しんでいただこうという考え方です。最終組が出た後、時間貸しで良いのでアウトとインで1日1組ずつ回っていただきます。最終組が通過したホールは、コース整備をする以外は空いているわけですから。
今後ゴルファーの高齢化はますます進みます。高齢者が長くゴルフ場を利用していただくためにも、固定概念にとらわれず、多様なゴルフスタイルを実現して欲しいと思います。ゴルフ関係者は是非お読みください。
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