2002年には全国で2441のゴルフ場が存在した。ところが約20年が経過した2021年末には、252コースが減少していた。この右肩下がりの減少傾向、これは何時下げ止まるのか、この素朴な疑問に対しデフレ経済は、想像する事すら許さなかった。何故ならばこの現象は、疲弊する日本経済の動向と、軌を一にするものでもあったからだ。
この様な状況下、2020年初頭より世界を恐怖へ陥れた新型コロナウイルス(COV_19)、その影響は世界各国で様々なものとなったが、日本社会とりわけゴルフ業界では禍どころか福音となったのである。此れは一重に日本政府が、「ゴルフはCOV-19の影響を受けづらいスポーツ」と、お墨付きを与えた事に起因する。
その好影響を具体的にゴルフ場分野で見るならば、来場者の増加現象として、顕著な形で賑わいを見せたのである。
2023年5月8日に日本政府は、COV_19に対する感染症分類を、2類から5類へ引き下げた。いわゆる一般の風邪症状と同様の扱いへ変更された訳だが、此れをもってこれ迄のCOV_19対策は終止符を打つ事になった。
では今後ゴルフ場は、どの様に変化して行くのだろうか。この点を考える上でも此れ迄のゴルフ場動向を、少しでも把握しておく必要があるのでは無いだろうか。その一助と成ればとの思いから、下記タイトルのレポートをまとめた。
参考にして頂ければ、此れにまさる幸せは無い。
https://www.hanzo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/4cc3f148327578d865e2694bb241acfd.pdf
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