第14回懇話会開催

講師に石渡俊彦氏(プロゴルファー、トレーナー)を迎え、講演いただきました。

講師に石渡俊彦氏(プロゴルファー、トレーナー)を迎え、講演いただきました。

去る9月18日(木)、日本橋公会堂において第14回懇話会を開催いたしました。今回は、講師に石渡俊彦氏(プロゴルファー、トレーナー)を迎え、講演いただきました。その一部をご紹介いたします。

中島プロの不調、そして復活

2000年当時、ボクの師匠である中島プロは、賞金ランキング116位。大スランプに陥っていました。年齢的なこともあり、引退も考えているような深刻な状態だと知人から聞きました。
その時、ボクが力になれるのではと思いました。しかし、師弟関係があるし、プロゴルファーの実績は比べものになりません。ボクがアドバイスしても聞いてくれないことはわかっていました。
(中略)
当時の状態は、右の肩が四十肩で左右の脚力がかなり落ちていました。股関節の可動域もかなり狭まっていたのです。これは何を意味するかというと、捻転運動に伴った重心移動でクラブを振るというゴルフ本来の動作が出来ないということです。
まずはそこを改善することにしました。元々持っている身体能力の高さだと思いますが、一ヶ月もすると予想よりも速いペースで改善してきました。
2001年の2月に入り、ボールを打つ練習を始めた時に、中島プロから「スイングについて思うことがあれば言ってくれ」と言われました。そこから、技術的なこともどんどん進言させてもらうようになりました。
(中略)